はじめに
企画を考えているときはプログラムも書くことがなく暇になりやすいと思います。実際に自分はUnityを開かない日が何日かありました。でも実際は開発前、または初期の段階でやっておいたほうがいいことがたくさんあります。そこで今回は開発前、または初期の段階でやっておけば良かったと感じたことをまとめました。スムーズに開発が進み、開発スピードを上げることができると思います。
Gitなどでバージョン管理をする
Gitなどのバージョン管理ができるものでプロジェクトデータが破損したり、実装した機能や修正をやっぱり前の状態に戻したいときにバージョン管理を開発初期からしておけば簡単に復旧させることができます。複数人で開発している場合は一つのプロジェクトを同時に編集できるので最初に設定しておきましょう。自分はGithubとSourceTreeを使用して管理しています。
設定方法はこちらを参考にしました。
必要なアセットのインストール
自分は開発環境の構築をする際に必要なアセットはすべてインストールするようにしています。自分がインストールしているのはこちらです。
- UniRx or R3
- UniTask(PackageManagerからGitForURLでインストール:https://github.com/Cysharp/UniTask.git?path=src/UniTask/Assets/Plugins/UniTask)
- DOTween Pro(無料版でもOK)
- TextMesh Pro
- PostProcessing
スムーズに開発を行うために必要なアセットなどは最初に入れておきましょう。
R3の導入はこちらを参考にしました。
UniTaskのGithubURLです。
https://github.com/Cysharp/UniTask.git?path=src/UniTask/Assets/Plugins/UniTask
PlayerSettingを設定する
細かいですが設定することで開発が効率良くできるようになる設定です。自分は開発する前に以下の内容を設定しています。
オブジェクト作成時に原点に生成されるようにする
Edit→Preferenceを選択。

SceneViewのCreate Object at Originにチェックを入れる。

オブジェクトの連番設定を変更する
Edit→ProjectSettingを選択。

EditorのGame Object Nameingを選択し、好きな表記に変更する。自分は「_(アンダーバー)」が使いやすく設定しています。ついでにその下のGame Object Digitsも設定しておきましょう。これは連番の桁数を設定します。これもお好みですが、自分は3桁を設定しています。

実行中にスクリプトを変更してもコンパイルが走らないようにする
Edit→Preferenceを選択し、GeneralのScript Changes While PlayingをRecompile After Finished Playingを選択。

まとめ
これらの設定を開発初期段階でやっておくことで手が止まることが減り、開発も少しは楽になると思います。他にも開発が楽になる便利な設定などがあれば追記していこうと思います。